Y.Cさん(修了児ママ 16才&14才)

 私の子供は現在、高校生と中学生です。

 

 子供たちが2歳と0歳の時、色々な迷いもありましたが、母里ん子に入会しました。

 そこで西川講師の的確な御指導のもと素晴らしい仲間たちとともに大切な我が子の幼少期を母里ん子で過ごすことができました。

 

 母里ん子で一番印象強く残っていることの一つは、私自身が「ママ」であることの自覚をしっかりと持たなければいけないんだと気付かされたことでした。

 私は子供、特に乳幼児期の子供のことを全く知らずにママになりました。

 知る必要性すら知りませんでした。

 学校を卒業し、社会人として働き、大人中心の社会で生きていた私は、そんな環境から意識を変換しているようでできずにいたのだと思います。

 

 小さかった子供たちは私にどこまでも「ママ」になることを求めました。

 そして私はどうすれば子供たちが満足してくれるのか、どうすればその求めに自分が十分に答えられるのか、戸惑い、もがきました。

 そのような中、母里ん子で過ごしていくうちに西川講師の深い愛情の元で「ママになること」の教えを受け、母里ん子の仲間たちの素敵なところをお手本にすることができました。

 子供の求める「ママ」を道しるべにして自分の感覚のずれを自分に突き付けてはもっと「ママ」になりたいもっと、もっと、もうちょっとと少しずつ自分を変えていくことができたように思います。

 そんなふうにまだまだ足りないと思っていた私でしたが、子供との心の距離がちょっとずつ近づいてお互いの絆が深められていることにふと気づきました。

 「ママ」としてやれているのかなと少しだけ思えるようになりました。

 

 親子、家族という形は物理的にはできあがっていきますが、そこからどれだけ深くお互いの絆を深めていけるのかは「ママ」という人の在り方にあるのだと思いました。

「ママ」って大変な思いをして子供を産んだ代償とはいえ、人間性に関係なく我が子から無条件にこんなに愛され求められるなんて、なんて幸せなことなんだろうと気付く半面、こんな私でもいいのかしらと申し訳ない気持ちにもなり、「ママ」にしてもらったことの喜びと責任の重さに改めてがんばらなきゃと思うのでした。

 

 母里ん子ではママも一緒に活動するので子供たちは大好きなママを安全基地として様々な冒険を繰り広げられます。

 調子のいい時はいつまでもママのもとに帰ってくることはないし、何かでしょんぼりした時(エネルギー不足時)はママのもとへ帰ってママにぺったりしてママエネルギーの補給、エネルギーが満たされればまた冒険へ。

 そんな光景が今でも蘇ってきて、子供たちのその愛らしい活動に一人にんまりしてしまいます。

 

 そして母里ん子は子供たちとママたちの活動なので大人子供関係なく一人の人間と人間としての関わりも日々深まっていきます。

 一人一人が大切にされます。

 

 また自分のママが一番大好きですが、子供たちは本当のもの、善いこと、美しいものが好きなようで、いつでもそういうものをキャッチしようとしているようです。

 そのため自分のママにはない他のママの素晴らしいところもどんどん吸収してくれます。

 何人分ものママの素晴らしさを吸収できる子供たち!!

 

 またママたちはどの子も伸びていってほしいという思いを持っていて、子供たちは認められ、良い行いを褒めてもらい、悪い行いには叱られて成長していけるんだと思います。

 子供たちがママや家族以外の信頼できる大人に囲まれていることはとっても幸せな環境なのだと母として実感しました。

 

 その他にも母里ん子ではムーブメントや手遊び、手唄遊び、群れ遊び、外遊びなどのおかげで精神的にも肉体的にも非常にたくましく育っていきます。

 だからそんな母里ん子を修了した子供たちが小学校へ入学した時も知っているお友達がいないからなんて心配しなくても、ママはどーんと我が子を信じて見守れます。

 もちろんちょっとした憂いごとはあるかもしれません。

 でもママがわが子を信じ我を信じて、それもその子の人生を豊かにしてくれる財産になるという姿勢でいれば子供たちも安心して難なくそのことを乗り越えていけるようです。

 

 母がたくましくなり子供がたくましくなり、子供のたくましくなった姿を見てまた母が自信を持ちたくましくなりというふうに良い循環が家族を包んでくれるようになると思いました。

 

 また子供たちは母里ん子で過ごしたことで自分を成長に導いてくれる大人に対して大きな信頼を持ち受け入れられるようになっています。

 小学校でも常にその感覚で先生という大人に出会っていくので、しっかり話を聞いて言われたことにしっかり手を動かしてついていこうとします。

 だから子供にも心に余裕がうまれるようです。

 たくましく学校生活を楽しんでいるようです。

 そして母里ん子で培われた身体的精神的な創造性や器用さや何かを楽しむ心の豊かさがそれぞれの教科にもいかされているようです。

 

 母里ん子の素晴らしさのほんの一部分しか紹介できませんでしたが、下の子が母里ん子を修了して8年経つ今でも母里ん子は子供もママをも伸ばしてくれる素晴らしい環境だったと思います。

 たまたま住んだこの地に西川講師がおられ、母里ん子があり、ご縁あって母里ん子で親子で過ごせたことは私達家族にとってとても幸せなことです。

 

 小学校に入るまで24時間の子育てと考えてしまうととても大変だったというのも嘘ではありません。

 でもそれ以上にその時間を私たち親子で一緒に共有し続けたことは今からできることではなく大切な財産となっています。

 それに何よりも今の私の「ママ」としての自信につながっています。

 その私の自信が子供たちの成長の後押しになっていると思います。

 

 もう大人になってしまった人でも母里ん子を知ったらもう一度子供に戻れるならママと一緒に母里ん子に行きたい、ときっと思うのではないでしょうか?

 そのくらい母里ん子は素敵なところだと思うのです。

 

 

2020年01月23日