Y.Oさん(修了児ママ 19才&16才&13才&9才)※2020.01現在

『考える子、優しい子、自立した子に育ちました』
母里ん子で16年、4人の子を育てました。
楽ではなかったけど、充実して、楽しくて、たくさんのことを学び、母としても、人としても成長させてもらった16年でした。
何よりも子供が本当に私を必要としている、そばにいてほしい時期を常に一緒に入れたことは子供にとっても私にとっても掛け買いのない時間だったと思います。
子どものできた!の側にいてリアルタイムに一緒に楽しめたことはその時も大きな力になりましたが、今でも私の宝物の時間となっています。
子供の喜びに満ちた顔をたくさん見れたこと、事細かに成長にかかわれたことは、母としての大きな力になりました。
子供が成長し、思春期の難しい時期にも私なりに子育てを頑張ってきたことが私の自信になり、どんなことがあっても可愛かった笑顔を思い出すことで子育てのパワーとなり続けました。
今、大学生になった娘は忙しい大学生活をやりくりして、夕食を毎日作ってくれます。私の体調を気にかけて、土日祝日も早起きして下の子の送迎も進んでしてくれます。
下の子たちも私が朝、動けないことがわかっているので、自分で起きて、各自朝食を用意し、出かけてくれます。
長男・次男は野球を頑張ってますが、自ら考えて動くことができる、仲間への気配りができるとのことで、チームで期待されているようです。
次女も毎朝、お弁当を自分で用意し、将来を見据え、宗教委員として学年集会で発表したり部活に励み、充実した学校生活を送ってくれてます。
母里ん子で、自分のことは自分でする習慣を身につけてもらったからだと思います。
たくさんのママが見守って、気にかけてくれたからこそ、よい親子関係を保ちつつ、身につけられました。
また、いろいろな人にたくさん気にかけてもらったからこそ、お互い様、まわりの人を気に掛けることのできる優しい子になったのではないかと思います。
長女だけ育てていたころの私は子育てに自信がなく、それでも少しでも多くのことを子どもに与えたいと育児書をたくさん読むママでした。
マイペースで自由人の不思議ちゃんだった娘を理解できずに苦しみ、素直に子どもの感性に共感できずにいました。
そんな時に、西川先生に「本に頼らない、子どもを見よ!人を見よ!」とアドバイスしていただき、読書をやめました。
すると、子どもの成長を待てる、信じることのできるママになることができ、子育てを楽しめるようになりました。
母里ん子で他のママのすごいところを見て、私には私の良いところがある、お互い補って子どもに良い影響を与えれれば大丈夫!!と思えたのが大きかったと思います。
母里ん子のすごいところは十人十色のママが子どもに影響を与えてくれることです。
ママが全ての責任を感じることなく、みんなで協力して育てていく環境で育てれることは幸せなことだったと改めて感じます。
あそびの中で身につけたことも多かったです。
母里ん子のあそびはすごい!と感じた忘れらない出来事は次男の小学校の入学式でした。
礼!と声をかけられて、息子は背筋を伸ばし、ゆっくりときれいなお辞儀を一人していました。
茶道あそびで教わった1・2・3…1・2・3のタイミングでのお辞儀でした。
母里ん子時代の次男は遊び半分で何度座り方やお辞儀の仕方を注意されてもバタバタとした動作をしていて、やはり4番目で自由にさせすぎたかなと気にしたまま修了した直後の出来事でしたので、本当にびっくりしました。
彼はあそびでいいことをわきまえて無理のない日々を過ごしていたけど、ちゃんと身につけていて、場をわきまえることも理解していたのだと思いました。
母里ん子の茶道あそびのすごさを私に教えてくれた出来事でした。
母里ん子の良さは子どもが大きくなればなるほど、よりじわじわと感じます。
マイペースだけど、人に頼られる子、愛される子、自分を大切に出来る子に4人とも育ってくれました。
私も子どもも、母里ん子に出会えて、仲間に出会えて本当に幸せです。
今ではちょくちょく会うことはできない仲間ですが、親子ともに離れていても心の支えになっています。